ガラスコーティングとは

特殊技術でガラス成分を液体化したコーティング剤を塗布。ガラス成分が施工面へ浸透及び結合し、硬化することによって密度を高め、傷や汚れから守り、光沢も向上させます。施工面へ浸透結晶化するので曲面への施工も問題なく、また、視覚や触覚で厚みを感じることもありませんので、美しいデザインのものをそのままの状態でお使いいただけます。よく間違われるのですが、ガラス「に」塗るのではなく、ガラス「を」塗るものなので、レザーや金属、樹脂といったガラス以外の様々な素材も加工できます。そして、吹付け施工においては従来は対応できなかったファブリック素材へもガラスコート加工ができます。また硬化後も非常にフレキシブルなため革や布といった「曲がるもの」にも問題なく施工でき、防汚性や弱撥水性を発揮します。専門店である当店では、よくあるスマートフォンや自動車だけではなく、様々なモノ・素材へのガラスコーティングを承ります。また、使用するコーティング剤は完全無機質のものが主となりますが、より「撥水性を高めたい」より「光沢を出したい」といったようなお客様の母材へ与えたい効果により、有機物を含むものも「コーティングスミス」の枠を超えてご用意できますので、お客様に合わせて選択することが可能です。また、当店はガラスコーティング専門店のため、お越しいただければコーテイング見本や他店ではご覧頂けないような結晶化したガラスコーティング剤も見本でご用意しており、実際にご覧頂き触れて頂けますので、ぜひ一度足をお運びください。

ガラスコーティングの効果

施工直後の引っ掻き耐性は、よく例示される鉛筆硬度でいうと4Hですが、1週間程度で徐々に純粋なガラスの硬度である一般的な表現でいう最高表記の9H以上にまで硬化します。（試験は日本製三菱UNIを使うため、同一環境下では10H以上は存在しない）

また、それと同時に良質な被膜を形成していきます。このコーティング被膜による耐傷性に合わせて母材へのガラスコート剤の浸透による密度上昇に起因した耐衝撃性が加わります。ガラスコーティングは硬度ばかり強調されますが、実は硬度が高いだけだとより割れやすくなります。当店の扱うガラスコート剤は適度な硬度に加えて非常にフレキシブルで柔軟性にも富んでいるため、母材が割れやすくなったり硬さによるクラックが発生することはありません。

そのため、レザーや布へ施工しても、ガラス板のように固くなることはありません。

ガラスコーティングはガラスフィルムと違い母材自体を強化することとなるため「フィルムは無傷でも画面が割れる」というような本体を強化していないことで起こっていた割れを防ぎます。

また、施工当初の撥水性から完全硬化時に親水性へと変化することで防汚性が向上するため、例えばスマホの場合、指紋やファンデーションが付着しにくくなり付いても簡単に拭き取れるようになるので、いつまでも綺麗にお使いいただけます。このような防汚性にメリットを感じる方の革製バッグやスニーカーへの施工希望される方が多いにもかかわらず、取扱店舗自体が少ないため大阪以外の遠方からのご来店や関西圏以外からの郵送でのご依頼も増えてきております。

なお、金属などの素材はさらにガラスコーティングとの相性が良く、輝きに深みが出て高級感のある仕上がりや、表面が滑らかになることで輝きが増す仕上がりで美観が大きく上昇します。