こんにちは、店主です。
コーティング専門店として開店してから色々とお知り合いも増えて、思ってたようなもの以外へのコーティングを依頼されることもあります。
何度かほかのものを施工させていただいて気に入っていただいた方は、ガラスコーティングの効果を想定して「こんなふうになるんちゃうん?」と予想で依頼をして下さることもあるんですが、想定していた効果はもちろんのこと、想定外の効果が出ることもあります。
画像を撮ってなかったのですが、今日はそんな中からひとつご紹介したいと思います。
ご依頼いただいたのは布製の財布。結構ハードユースなので、買い替え頻度が高いので、一回ガラスコートで強化してみたいとの相談。もちろんガンガンにコート剤が入っていくので撥水をご提案しますが、強度の部分でガラスを試したいご様子。難しい施工ですが、お客さまと話をして、丈夫にかつ撥水力が上がればという話と撥水力が足りないようなら、撥水も入れようという形でチャレンジしました。
とりあえず、まずはガラスコートをしてみて使用感で撥水が必要であれば再度ご来店という話でガラスコーティング終了。私の予想では撥水力は当然撥水コートがよいので、完全硬化後撥水をプラスするイメージだったんですが、予定の一週間後にもお越しになられません。
そして、昨今の状況もありなかなかお会いできずにいたのですが、最近久々にお会いして、「その後財布はどう?」という話をしました。
すると
①強くなった
②撥水力はもう少し欲しい
というところまでは予想通りでした。
そして、次が想定外の状況なのですが
③臭わなくなった
でした。
感想としては「撥水は施工前にも話ししてた通りで、もっと弾けばそれはそれでいいけど、強化したいのと弾いてほしい理由が汗を吸って臭くなるのを軽減したかった」
「撥水させるよりも臭わなくなったことで自分が思ってた効果が達成できてるから、さらに何かして臭ったりしたら嫌なのでこのままがいい」
なるほど!「面」としては水分が入っていくのですが、繊維に浸透型ガラスコートされているので、内部に汗が入っていかずに結果として悪臭の原因にならないんですね。
考えればわかることですが、すごく勉強になった案件でした。
この例のように、こちらからの最適提案とお客様のご要望にあわせて色々ご対応させていただきますので、「こんなものできるの?」というようなことでも、ぜひご相談にお越しくださいね。
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